2014年 05月 27日
何事も形から入る私、初窯にあたって何か焼くものってあるのかなとインターネットで調べました。そこに出てきた「左馬」。 将棋の駒くらいしか知らなかったのですが、いろいろな説がありました。 「うま」を逆から読むと「まう(舞う)」で舞が祝賀で催される事から招福の象徴とか、「左馬」の姿が「右に出るものなし」とか「左団扇」に通じる大吉兆の象徴とされたそうです。またお客さんを馬に乗せて連れてくる時には案内人が口輪をとって左側に立った事から向かって左の馬を「商売繁盛」の象徴とも。三味線の胴に左馬を書く芸者さんの心意気の「格好いい」「粋」を転じて「縁起がいい事」の象徴 。縁起を繋ぎ止めるものとして馬を逃がさない意味で字を逆にして『左馬』としたとか。そのようなことから左馬は縁起の良いものとされているそうです。 陶芸で家は新築した窯で左馬の茶碗を焼くそうです。私流にと考えた末に邪魔にならない根付けにしました。けれど2.5㎝角の素焼きの破片に逆文字で「馬」の字を書くのに難儀し、ご覧の通りぎこちない筆運び、勿論その上に釉薬を掛けて本焼きしても字は変わりません。(笑) 日頃迷惑をかけている家族にまずプレゼントしようと思います。
by Blog_Maya
| 2014-05-27 21:32
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住み慣れた小樽の街や日常、自作の素象人形、他の創作品を紹介していきたいと思います。 by 摩耶 素象(そしょう)人形とは
「素」とは無地、飾らないこと、「象」とは心に浮かんだ姿、かたち。 彫刻家 小林止良於氏が創始の正確なデッサンに基づいた人形です。素材は陶土で成形後、縮み割れを防止する為、中を空洞に貫き乾燥後、焼成したテラコッタです。
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