2012年 10月 07日
個展を開催する時にいつも苦労すること、 それは値段つけ。 安くすれば沢山売れるのは確かです。 けれどそれではギャラリー代、そして納める手数料等を引いたら殆ど残りません。 けれど高くすれば・・・、頭の痛い問題です。「正当な価格を付けないと主婦の片手間仕事と思われてしまうよ。我々の仕事は手芸とは違うのだから。」、以前尊敬する木工作家にいただいたアドバイスです。 いろいろ考えた結果、「価格は作り手の作品への自己評価であり、大げさに言えば買い手に対するメッセージ、売れても売れなくても自分で責任をとろう。」と決心し、制作における時間、手間のかかり具合、完成度、成功率を考慮して価格を付けました。 結果 幸いなことに目標額を少し上回ることが出来たのです。 お買い求め下さった方々に感謝するとともに、的外れな額ではなかったのだと胸をなで下ろしたのでした。 そして売れたという実績と、いくばくかのお金を材料費とモチベーションにかえて、また創作に向かおうと思います。 それにしても価格って本当に難しい・・・。 何度個展を開催しても、迷いながら決めるんだろうと思います。
by Blog_Maya
| 2012-10-07 21:02
| 素象人形
|
アバウト
住み慣れた小樽の街や日常、自作の素象人形、他の創作品を紹介していきたいと思います。 by 摩耶 素象(そしょう)人形とは
「素」とは無地、飾らないこと、「象」とは心に浮かんだ姿、かたち。 彫刻家 小林止良於氏が創始の正確なデッサンに基づいた人形です。素材は陶土で成形後、縮み割れを防止する為、中を空洞に貫き乾燥後、焼成したテラコッタです。
プロフィールを読む 外部リンク 風の布・パピヨン Ryokusha.com 屋中秋谷 緑舎の窓 mihoの花 国本貴文「素材を生かす物語」 北海道美術ネット別館 aqua 庄司いずみの野菜ごはん カテゴリ
タグ
フォロー中のブログ
器・UTSUWA&陶芸blog In The Soup ainosatoブログ02 桃青窯696 Otaru Color ... 凛☆として まだむ-ちょblog 小樽スケッチ 木の工房るか また、今度ね。 poison ムースのカナダ日記 ふつうのコト うつわづくり日記 これでeのだ! 陶人社 アメリカからニュージーランドへ Studio Rippl... 以前の記事
2017年 06月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2014年 11月 2014年 10月 more... その他のジャンル
|
ファン申請 |
||