ブログ HITOGATA   in Otaru       by摩耶

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2012年 08月 21日

案内状が出来ました

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 いよいよあと10日余りで始まる個展の案内状がようやく出来上がってきました。 このギャラリーは9年前初めて個展を開催した思い出深い場所であり、展示会を含めると4回目。 本当にこのギャラリーに育てていただいていると思います。 「初めて個展をした時は購入して下さるお客様に言葉も掛けられなかったんです。」と知人に打ち明けたら、「へえ そんな初々しい時もあったんだ。」と言われてしまいました。(笑)  それでも昨年 初めて札幌で開催したときに「ブログ見てます。」と声を掛けていただいた時はビックリしてしまって何を言ったか覚えていません。(ちゃんとお礼を言っていたらいいのですが・・・) 。
 
 去年の札幌での個展の前にギャラリー担当の方から「来年いかがですか?」とお誘いを頂いていました。 そこで札幌で開催した後で小樽の知人友人達より「行けなかったんだ、ゴメンね。」といって下さる方が多かったので、昨年発表した素象人形とその他の陶作品の一部を今回展示しようと思っています。 そして昨年お越し頂いた方にも楽しんでいただけるように二年前から取り組んできた陶板画を今回初めて発表する予定。 これは数年前に閃いて二年余り試行錯誤をしていました。 長年素象人形という立体造形に携わっていて、陶板といえばレリーフを作っていた私ですが、「たたら」という平面の世界でどのような表現が出来るのかを模索していました。 言わばこれも「粘土の可能性の追求」、粘土の種類、釉薬の他、額装等 勉強しなければならないことがたくさんありましたが、発表の場があることを励みにここまで来ました。 今後も発展していこうと考えていますが、皆さんにお見せ出来るところまで到達したと思います。 お越しの際は忌憚なきご意見ご感想をお願いいたします。


素象人形と陶板画展

      摩 耶

2012年9月1日(土)~30日(日)  10:00~19:00 (最終日15:00まで)
オーセントホテル小樽 1Fギャラリー
小樽市稲穂2丁目15-1  (小樽駅より徒歩5分)
Tel 0134-27-8100



追 記

準備している横から、娘が「ネコが多いね」と声を掛けてきました。 確かにアクセサリー、メモスタンド、陶板画と気が付いたらネコだらけ。 ネコ以外もありますが、小樽には野良猫が多いからでしょうか、とっても身近なモチーフなのでした。  勿論 素象人形にネコはありません。
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by blog_maya | 2012-08-21 14:40 | 素象人形 | Trackback(1) | Comments(0)
2011年 11月 24日

10年後の自分

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休日に本棚を整理していたら、15年ほど前に参加したセミナーの資料が見付かりました。 それは10年後の自分を想像してみなさいという趣旨で、人生を10年単位で考え計画することで充実した生活を送ろうというものでした。 その当時の私は2人目の子を妊娠中で上の子が幼稚園に行っている合間に参加したのです。 その時に書いたのは「創作活動への復帰」、ただそれだけでした。 当時の私は初めての育児に追われ、望んで授かった子とはいえ自分の時間がないことに諦めの境地だったのです。 それでも「いつか必ず復帰したい。」、その思いは消えませんでした。 幸い子供が小学校に入学したのを機に復帰出来ましたが、子育てで休止している間に恩師が亡くなり、その当時は何時出来るか、出来ないのか・・・展望が見えずに悶々としてました。 そんな状態から復帰出来たのは私1人の力ではなく、家族の協力、かつての仲間、窯を貸して下さる陶芸教室の先生・・・様々な方のお陰。  そして今は個展2回、展示会も2回開催し、来年の秋にと小樽のギャラリーにお声をかけて頂いています。 あの時には想像も出来なかったことで、とても有り難いことだと思うのでした。
 
今セミナーに参加した気持ちになって一筆書くとすれば・・・「素象人形の後継者の育成」です。 私は師の最年少の弟子でした。 仲間と呼ばせて頂いている姉弟子は70代と60代、50代。 順番で考えると・・・私を最後に素象人形を作る者がいなくなってしまうのです。  後継者を育てるのは以前からの夢でした。 「こういう仕事は・・・若い人には向かないんだよ。」との声が聞こえてこないわけではないのですが、20代半ばで入ってきた私のような変わり者がこの世にもう1人位いるかもしれません。 そんな奇特な人がいつか現れることを願って、今は精進していこうと思います。 ただこればっかりは…10年で実現出来るかは自信がないです。 そもそも まだ半人前の私が人に教えるなんておこがましい話。 「人を指導できる、そんな技量の持ち主になる。」、その方が現実的かもしれません。 でも・・・なれるかな?
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by Blog_Maya | 2011-11-24 08:52 | 素象人形 | Trackback | Comments(4)
2011年 11月 13日

私なりの千本ノック

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陶芸家 桃青窯さんが勧める千本ノックにヒントを得て、私もスランプ克服法として首モデルの写実を始めていました。 上の作品は以前にも紹介したことがありますが第一作目。 写実は初めてだったので残念ながら実際より年上になってしまい申し訳なかったのですが、ここから学んだことも多かったです。 

先日のNHKの日曜美術館で画家の岸田劉生を取り上げていました。 恩師は彫刻家でしたが、絵を岸田劉生の弟子に学んだいわゆる孫弟子だと聞いたことがあります。 そんなこともあり何となく興味を持ち、岸田劉生に関する資料を集めました。 すると彼も家族だけでなく、身の回りの人を捕まえてはスケッチを繰り返していたようです。 それはきっと千本ノック。 家に訪れる人は皆、アトリエに引っ張り込んだので「劉生の首狩り」と恐れられていたとか・・・。 モデルを捕まえるのって首狩りみたいなもの?
 
振り返ると師に学ぶことが出来た3年半、粘土と格闘していた私の横顔を時折 先生はスケッチされていました。 年頃だった私はそれがとても恥しくスケッチ帳を直視できなかったのですが、あれも師の千本ノックだったもかもしれません。 今 御存命でしたらモデルになっていただき、挑戦してみたかった思いと果たして先生の人間性を表現出来たか・・・との思いがあります。 個展準備と 新たなモチーフ作りに追われて休止していましたが、そろそろ再開しようと決めました。
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by Blog_Maya | 2011-11-13 10:20 | 素象人形 | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 10日

主婦も自分の世界を

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                                                    「凍 日」

個展に来てくれた友人の中で、「好きなことやってる摩耶さんがうらやましい。」とか「私もしたいことはあるんだけどね・・・。」という方がいました。 「私ね・・・絵が描きたいの。でもね・・・。」 「昔 お琴やってたんだけど…今はね・・・。」とか以前していた趣味、あるいはこれからしたいことなど様々。 私は中高一貫の女子校でしたから皆同年代の女性です。 本来ならある程度子供に手が掛らなくなって、さあ自分のために何かしようという丁度いい時期です。
 
私 :「じゃあ 始めたら?」
友人:「でも・・・上の子が受験だし・・・。」
私 :「それが終わったら始めたら?」
友人:「それが終わっても下の子がいるし・・・。」
私 :「でももう高校生なんだからほっといてもいいんじゃない?」
友人:「うーん。考えてはいるんだけど・・・。」

これまでの経験上 こういうタイプの人は何年かかっても同じことを言い、いつまで経っても始めることがありません。実際十年前、八年前、三年前からこういうこう言い続けている友人が何人かいるのでした。 経済的に出来ないとか、家族の了解が得られないという状況ではないのに、自分から踏み出せないのです。 中には既に子供が成人してしまっている人も。 長年主婦として家族のために働いていたため、自分だけの楽しみを見つけることを罪悪と思っているのでしょうか。 きっと今まで真面目に主婦業をこなされてきたのでしょう。 主婦としてはいい加減だけど子供が小学校に入ったら、さっさと創作に復帰してしまった私ですが、「子供なんて最後は離れていってしまうのだから、今まで頑張った自分にちょっと御褒美あげてもいいんじゃないの?」と私はずっと思っていました。 まあ正直 私はそんな立派なお母さんではなかったのですが(笑)

私の場合 意外に早い時期に夫が「復帰したら?」と背中を押してくれたことに感謝していますが、必ず復帰したいと思っていました。 復帰してもまだ子供に手が掛ることが多かったので、寝る時間を削っていました。 それだけ素象人形を作りたいという思いが強かったのです。 人生は皆一度きり、主婦だって自分の人生楽しんでいいと思うのですが、その一歩を踏み出すのって勇気がいるのですね。 以前から私はこんなことを書いていました。 そんなたいそうなことではありませんが、主婦だって自分の楽しみを見付けてみましょうよ。
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by blog_maya | 2011-11-10 08:35 | 素象人形 | Trackback | Comments(8)
2011年 11月 05日

個展 雑感3

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                                                    「イヤリング」

個展の一番の目的、素象人形を周知してもらう為、お越しいただいた方に「素材は陶芸の粘土です。素焼きしてあります。着色はしていません。」と説明していました。 紙粘土だと思った方は焼成していることに驚き、陶芸をされている方は「焼き締めないのですか?」と質問されたり、「ではこれから釉薬かけるんですね。」と言われたりしました。 内心、「完成していない作品を展示する人はいないでしょう。」と思いましたが、いかに素焼きのままの人形というものに違和感があるのだと再認識したのです。  自分は長年関わっているので、当たり前のことになってしまっていました。 

やはり「素象人形と彫刻の違いはなんですか?」と聞いて下さる方もいらして、ここで私の持論を展開します。 素象人形を理解して頂きたい一心で説明をしたのですが、大半の方に分かって頂きました。 いずれホームページを作って作品紹介をと思っていましたが、それよりも実際に作品をお見せして説明をする、その大切さを実感したのでした。  
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by Blog_Maya | 2011-11-05 22:16 | 素象人形 | Trackback | Comments(0)
2011年 11月 03日

個展 雑感2

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                                                    「羅漢」

今回の展で幸いなことに新聞3社から取材を受け、記事にして頂きました。 そのお話の中でA社の記者さんに対し、一連の創作を問われた時に「粘土の可能性を追求しています。」という言葉が出ました。その時のひらめきで出た言葉でしたが、あながち出まかせでないことに後で気がついたのです。
 素象人形自体が「彫刻でない、人形でない。」とある公募展の中でカテゴリのない不満を陶芸家の方に「カテゴリがなければ作ればいい。」と励まされました。 その時に「どうせ作るなら私独自の世界を。」と思い、素象人形以外で作れるものをいろいろ考え始めたのが今回の個展で素象人形以外の作品でした。 会場でカメラをご覧になった方から、「初めて見た。」とか「本物だと思った。」などど沢山の反応がありました。 ペーパーウエイトなども「こんなものが作れるのですね。」と言って頂きました。 時に「あなた変ってるね。」とも言われましたが(笑)、褒め言葉だととらえています。 
粘土は無限の可能性を秘めています。 実はまだ試作中のものがあって・・・粘土の可能性はまだまだ追及中なのでした。
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by Blog_Maya | 2011-11-03 07:06 | 素象人形 | Trackback | Comments(6)
2011年 11月 01日

個展 雑感1

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素象人形は販売を意識して製作していません。 生業にしていない甘えですが、実用品でないですし。 けれど全く販売しないと決めているわけではなく入選歴等から決められた価格はあります。 しかしながら無名作家の作品が簡単に売れるほど世の中甘くありません。 
今回の個展で「これは売らないのですか?」と尋ねるご婦人や、「で いくらなの?」といきなり不躾に聞いてくる彫刻を趣味でたしなんでいる男性、作品の題名を書いたカードをそっとひっくり返しているお客様(たぶん値段が書いてあるのだと思って)が随分いらして、私の作品も買う買わないは別として価格がいくらか関心を持たれるようになってきたのだと思いました。 
「買いたい。」とは作家にとって最高の褒め言葉です。 いつか本当に買って頂けるようになるよう精進していこうと思います。
(それを夫に言うと、「じゃあ 次回はカードの裏に値段書いとけば。」ですって・・・だからそんな簡単じゃないんですって!)
さあ 頑張って働きましょう!!
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by blog_maya | 2011-11-01 08:30 | 素象人形 | Trackback | Comments(0)
2011年 10月 30日

感謝

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昨日無事最終日を迎えました。 不安を感じながらの札幌開催でしたが、新聞に記事を掲載して頂いたお陰で札幌はもとより小樽、岩見沢などからたくさんの方が来てくださいました。 また案内状を出していなかった知人も新聞で開催を知って駆け付けてくださったり、案内状を受けっとった知人も時間に都合をつけてきてくださったと思うと本当に有り難かったです。
「ブログを見てますよ。」と声をかけて下さった方もいらして嬉しいやら恥ずかしいやら・・・、初めての経験でした。 お越しいただけなくても気にかけて下さった方、協力してくれた家族、アドバイスを下さった先輩など様々な方々のお陰で無事盛況のうちに終わることが出来ました。 「素象人形を広めたい。」と開催しましたが、いろいろな出会いがあり、とても勉強になりました。  この個展でいろいろ考えたことはありますが、それはまた日をかえてアップしたいと思います。

そして最後になりましたが、今回搬入搬出はもとより期間中も何度も足を運んで助けて下さったあややさん、本当にありがとうございました。 
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by Blog_Maya | 2011-10-30 22:51 | 素象人形 | Trackback | Comments(6)
2011年 10月 24日

個展初日

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今日 初日を迎えました。 札幌の大通公園に面している場所柄 人通りが多く、有り難いことに座る暇もないほどでした。  新聞の取材や人形の仲間達、同級生の他、「ブログ見てます。」と言って下さる方もいらしてドキドキしたり嬉しかったり・・・。
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今回一番こだわったのは素象人形を沢山の方に見て頂きたいということでした。 
目立たせるために白っぽい壁面に黒画用紙を数十枚貼りましたが、正解でした。 人形が映えるのです。 
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初披露のカメラオブジェや
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アクセサリー、
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ペーパーウエイトやメモスタンドと盛りだくさん。 振り返ると無我夢中で素象人形を追及しているうちに他の創作も随分幅が広がりました。

「個展は恥をかく為に開くもの。」と陶芸家の方に教えて頂きました。  最終日まで自分の作品と向き合い、お客様の反応を真摯に受け止めたいと思います。  お近くに来られることがありましたら、お立ち寄りください。



個展 「素象人形と陶創作の世界」

2011年10月24日(月)~29日(土) 10:00~17:00 (初日13:00より、最終日16:00まで)
らいらっく・ぎゃらりぃ
札幌市中央区大通西4丁目 北海道銀行本店ビル1階(大通駅 4番出口、9番出口)
(011)233-1029
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by Blog_Maya | 2011-10-24 21:56 | 素象人形 | Trackback(1) | Comments(16)
2011年 09月 28日

嬉しかったこと

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先日知人のグループ展に伺うついでに個展のDMを置いて頂こうと札幌のギャラリーを回っていました。 そこでふとAギャラリーの近くを通りかかりました。 実はこのAギャラリー、二十数年前 私達 素象人形のグループ展の申し込みを「人形はお断りします。」と作品も見ずに門前払いしたところです。 今も昔もかわりませんが一般に「人形」というだけで低く見られてしまうのでした。 けれどここは駅前通りに面した、質のいい作品が集まるギャラリーなので当たって砕けろと思いました。 するとDM置き場にも「美術関係以外はお断りいたします。」と掲示されているではありませんか。 相変わらずなのね・・・。 でも勇気を出して事務室のドアをノックしました。
現れた担当者は明らかにベテランといった感じの方で、ドキドキしながら葉書をお見せしました。 じっと写真を凝視した後、「素敵ですね。」と言われたのです。 ホッとしました。  そして何点かの質問をされた後、「一番いいところに置きますね。」と受け取ってもらえました。 社交辞令もあるでしょうから、真に受けない方がいいかもしれません。 けれど少なくとも素象人形や私の作品を認めてもらえたことが嬉しかったのでした。  素象人形を沢山の人に知ってもらうためにも個展頑張ろうと思います。
                                                                                        
 

 
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by blog_maya | 2011-09-28 21:52 | 素象人形 | Trackback | Comments(4)