ブログ HITOGATA   in Otaru       by摩耶

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タグ:素象人形 ( 66 ) タグの人気記事


2013年 03月 20日

本が先生

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私は彫刻家の先生から「基本を学ぶだけでも5~6年かかるよ。」と言われているにも関わらず、3年半しか学べませんでした。師が病で亡くなられたためです。素象は師が始めたジャンル、他に教える先生はいません。初めて一人で作った作品は・・・当然ですが、とても見られたものではありませんでした。それからの数点は仲間にアドバイスをもらっていましたが、いつまでも仲間に頼ってはいけないと思い、「本から基本を学ぼう。」と彫刻、デッサンの本を買い求めました。美術系の学校を出ていない私に欠けていた知識を本から学んだのです。今でも完全にマスターしたとは正直言えないのですが、今あるのは本のお蔭だと思っています。
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10年前初めての個展を開催する際、ギャラリーの規定で販売品を並べる事になり、陶創作にも手を伸ばしました。最初は猫や地蔵を作っていましたが、徐々にアクセサリー、壁掛けと拡がっていったのです。そのため陶芸の知識も必要になり、雑誌 陶遊は本棚一列揃えました。そのお蔭で6回程販売の機会を得ることが出来、その経験が創作の幅を広げてくれたように思います。そして耳年増ながら、本から陶芸にも様々な手法があることを学びました。今は彩泥に関する詳しい本を探しています。昨年陶板画を発表した後で絵画を学ぼうと画家の友人に相談した時、「あなたの世界は独特だから、どの教室も当てはまらない。習いに行くよりも本から吸収した方がいいよ。」とアドバイスされました。「本から学ぶ。」、きっとそんな人は多いでしょう。家に居ながら様々な先生に学べるのってありがたいです。

ただ一つ気になるのは・・・素象の他に陶創作に手を染め、陶板画を発展させていこうとしているのを天国で恩師はどう思っているのだろうということ。懐深い師でしたので暖かな眼差しを注いでくれているのか、それとも「寄り道ばっかりして・・・。」とため息をついているのか・・・。どちらか知りたいような、知るのは怖いような心境なのでした。
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by Blog_Maya | 2013-03-20 21:50 | 素象人形
2013年 03月 16日

フォトブック

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一昨年と昨年連続開催した個展の記念に何か残そうと思い立ちました。最近は様々なフォトブックがインターネットで注文できるのですね。大きさもいろいろありましたが、選んだのは邪魔にならない文庫本サイズです。一冊作ったのですが、実家で見せたら親が欲しがったので置いてきました。
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そのため作り直したのがこちらです。折角新たに作るので、素象人形の説明や
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写真の構成を変え、
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最後のページは略歴も掲載したら、作品集のように纏まりました。初版?より立派です。インターネットで注文出来ますので、何か趣味をお持ちの方、お子さんの成長の記録などにもオススメです。パソコン操作がもっと簡単になったらもっといいのですが。
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by Blog_Maya | 2013-03-16 17:21 | 素象人形
2013年 02月 21日

千本ノック    牛歩の歩み

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陶芸家 桃青窯さんからヒントを得て始めた千本ノック
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一時個展準備で中断していましたが、今取りかかっているのはこちらです。 土の塊から形になるのが早くなっているのを徐々に感じてきました。 これは進歩なのかもしれません。 といっても写実に関しては正直あまり上達を感じないのですが、 きっと手応えを感じる日が来るはず。 たとえ牛歩であっても・・・「数は力」、そう信じて続けたいと思います。














 
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by Blog_Maya | 2013-02-21 07:15 | 素象人形
2012年 10月 07日

個展雑感     悩むもの

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 個展を開催する時にいつも苦労すること、 それは値段つけ。 安くすれば沢山売れるのは確かです。 けれどそれではホテルに納める手数料等を引いたら殆ど残りません。 けれど高くすれば・・・、頭の痛い問題です。 プロの作家さんも価格決めは容易なことではないらしく、以前 陶芸家の桃青窯氏も過去記事に書かれていました。 プロの作品と私のそれとは違いますが、この記事には考えさせられました。 また「自分の作品を安売りすると、主婦の片手間仕事と思われてしまうよ。我々の仕事は手芸とは違うのだから。」、以前先輩木工作家にいただいたアドバイスです。 
 
 いろいろ考えた結果、「価格は作り手の作品への自己評価であり、大げさに言えば買い手に対するメッセージ、売れても売れなくても自分で責任をとろう。」と決心し、価格を付けました。 結果 幸いなことに目標額を少し上回ることが出来たのです。 お買い求め下さった方々に感謝するとともに、的外れな額ではなかったのだと胸をなで下ろしたのでした。 

そして売れたという実績と、いくばくかのお金を材料費とモチベーションにかえて、また創作に向かおうと思います。 それにしても価格って本当に難しい・・・。 何度個展を開催しても、迷いながら決めるんだろうと思います。
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by Blog_Maya | 2012-10-07 21:02 | 素象人形
2012年 10月 04日

個展雑感    作品を通じて

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個展の開催期間中半 素象人形の同門のグループ展が1週間札幌で開催されました。 私は独自の世界を行くために卒業しましたが、同じ師から学んだ大切な仲間達です。 どこまで効果があるか分からなかったのですが、小樽のギャラリーにグループ展のハガキも置かせていただきました。 すると「『小樽の個展が素敵だったのでこちらにも伺いました。』という方が昨日3人いらしたのよ。」と当番の仲間が教えてくれました。 素直に嬉しかったです。 札幌に出掛ける用事があったのかもしれませんが私の作品を御覧になって仲間のグループ展にも立ち寄ろうと思い、足を運んで下さったのです。 今回の個展は1ヶ月あるため常駐出来なかったのですが、作品を通じて私の想いを受け取って下さった方もいらしたことが分かって本当に有り難く思いました。 「次はもっと良い作品をお見せできるよう頑張ります。」とお礼と共にお伝えしたいと思うのでした。
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by Blog_Maya | 2012-10-04 21:42 | 素象人形
2012年 10月 02日

「素象人形と陶板画展」 終了しました

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一ヶ月のロングラン開催の個展も無事終了しました。 今回は芳名帳ではなく感想ノートを置いたのですが、素象人形や陶板画への好意的な感想が書かれていて嬉しく思いました。 またお会いできなくて残念でしたが地元だけでなく、札幌からも二度、三度立ち寄って下さった方もいらしたようで感激です。 それでも期間中数日の休み以外ほぼ連日時間単位でギャラリーに通ったため、直に声を聞けたことが何よりの収穫でした。 実は開催の2週間前からとても不安で寝られなかったのです。 特に陶板画は初発表でどんな反応があるか、ドキマギしていましたが杞憂に終わりホッとしています。 そして作品に向き合っているうちに気が付いたこともありました。 
9月なのに真夏並みの暑さが続いた一ヶ月ですが、それにも関わらずお越し下さった方々、応援して下さっ方々に心から感謝いたします。 ちょっと自信に繋がりそうな手応え、そして同時に今後の課題が見えてきました。 疲れが取れたらまた数年後の個展に向かって進んでいこうと思います。 本当にありがとうございました。
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by Blog_Maya | 2012-10-02 23:10 | 素象人形
2012年 09月 14日

カテゴリー              ギャラリーにて

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 以前陶芸の方と展示を開催していた時、 器を前に「これは何焼きですか?」という質問をされるお客様がよくいらっしゃいました。 私も陶芸の事は詳しいとは言えませんが説明すると、よくいう◯◯焼きとは、たいてい窯業地のやきものを指しています。 窯業地は、そこの土地でとれる陶土でその土地独自の様式や技術を見出し、築き上げ、それが伝承され引き継がれたものが◯◯焼きと呼ばれるようになったのだと理解しています。 しかしながら流通が発達した現代、アマチュアでさえ好きな産地の土を簡単に手に入れられます。 なので今では東京で清水焼のような器を作りたいと思えば出来ますし、備前の土を取り寄せ北海道の土と混ぜて焼くことなんてことも可能なのです。 勿論窯業地では今も伝承され技術を引き継いでいる窯元も多いですが現在のやきものはそれだけでなく、陶芸作家の自由な創意工夫から生まれた作品も数多くあります。 そのため「◯◯焼き」にも属さない作品も数多く出回っているのでした。 思うのですが、「何焼きか」と尋ねる方は失礼ながら、◯◯焼きをよくご存じないのでしょう。 それなのに「◯◯焼き」に分類することで何が分かるというのでしょうか? もしかしたら目の前にある陶芸品がどこに分類されるのかを知ることで理解の糸口を見付けたいのかもしれません。 けれども何かに分類するのではなく「自分が感じるままに見て、そこから見えてくるもの、感じられるものを素直に受け止める。」、その方がずっと深く理解したことになるのではと私は思うのです。

 また個展でも私のことを「彫刻家なのですか、それとも陶芸家なのですか?」とか「この世界はなんというジャンルなんでしょうか?」という質問を受けることがあります。 そんな時 「私はどちらでもありません。 素象人形自体が『彫刻でも人形でもない。』とみなされ、カテゴリがないのです。 けれどある方に『カテゴリーとは人が作ったもの。 ならば あなたのカテゴリーが作られるように頑張りなさい。』と、励まされました。 それ以来 同じ作るなら自分独自の世界をと思い、試行錯誤しながら模索しています。」とお答えしています。 
「それは素敵ですね。 頑張って下さい。」と言って下さる方もいれば、「そんなやり方 不安はないのですか?」 などど尋ねてくる人もいます。 けれど粘土の可能性は無限、そこから何を見出すことが出来るか、それは自分次第と思うとむしろ緊張を伴った高揚感があるのでした。 勿論 私の世界は既存のジャンルではないゆえ、広く知ってもらうにはこれから先、長い時間と努力が必要です。 また先人がいない道を細々と歩くのは時に孤独を感じる事も正直あるのですが、それでも私は諦めないで進んでいこうと思っています。 まだ私は◯◯才(笑)、先が見えないけれど遙かな道のりを歩く時間もまだありますから。
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by Blog_Maya | 2012-09-14 07:48 | 素象人形
2012年 09月 09日

固定概念           ギャラリーにて

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                                                  「鶴の舞」


 「色はつけないのですか?」  「これは彫刻と違うのですか?」 いずれも展示する度にされる質問です。 一般的に「人形とは色がついていて、可愛らしい置物」という固定概念がありますが、疑問に思っても尋ねられないで帰られる人もいらっしゃると思い、今回は私の持論を印刷し、素象人形の横に貼っておきました。 そうすれば私が接客できない時でも 興味のある方は読んでいただけると思ったのです。

 けれど昨日のお客様は上の画像の作品を御覧になって「アイヌ模様がありませんね。」と仰有るのです。 これはアイヌ民族の舞踊、
「鶴の舞」をモチーフにしていますが、実際に踊るときはモレウというアイヌ民族伝承の模様を襟元や裾にあしらった衣裳を身に纏っているのでした。 けれど素象人形とは最小限の表現スタイル、柄がないほうがモチーフが生きるので省いたのです。 この作品は和装の女性が裾を持っているシルエットだけで十分 「鶴の舞」を表現できたと思うのですが、咄嗟のことであまり上手く説明できませんでした。
 
 ですが、こういう質問は想定外。 いつも色をつけないこととか、彫刻との違いばかり尋ねられていたからです。 ふと気が付きました。これも固定概念ですね。 素象人形を広めたいなら、もっと色々説明すべきことがあるのです。 昨年の個展で感じた実際に作品を見ていただく大切さ、今年はまだ始まって間もないですが直に説明する重要性を教えられました。
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by Blog_Maya | 2012-09-09 14:55 | 素象人形
2012年 09月 03日

初日から三日間

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取材を受けたり、新聞の告知を見て足を運んで下さった方、そしてわざわざ立ち寄ってくれた友人を案内したりして三日間が過ぎました。
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また このギャラリーの特徴であるアーケード街に面しているため、通りすがりに「あれ なんかやってる。 ちょっと見てみよう。」という感じで入ってきて下さるお客様との出会いもあって楽しいです。 会期一ヶ月のロングラン、小樽にお越しの際はお立ち寄りください。
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by Blog_Maya | 2012-09-03 19:54 | 素象人形
2012年 08月 27日

気が引き締まります

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個展会期まであと僅か、今年は市内の美術館や他のギャラリー、飲食店などに案内ハガキを置いていただくお願いに回っています。
その中でハガキを御覧になるなり、「この作品知っている、ブログを検索したことがあって・・・。」とか「昨年札幌で個展されましたよね。」と分かっていただける方が何人かいらっしゃいました。 やはり関心を持って下さる方と直接お会い出来、「是非 拝見しに伺います。」と言われるのは本当に嬉しいです。 「素象人形を広めたい。」、その想いが少しずつ実現に向かうように、また同時によりいい個展になるようにと気を引き締めて準備をしようと改めて思いました。 
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by Blog_Maya | 2012-08-27 18:21 | 素象人形