ブログ HITOGATA   in Otaru       by摩耶

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2009年 05月 30日

師の教え 2

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 ひ と が た 
人  形

つげ箆の細い先に取り上げた
涙粒の半分程の粘土は
粘土ではなくて金塊
いや 宝石
いいえ それ以上の
命の精なのです
ほら
この小さな粘土を
この人形の鼻先につけると
命が蘇ってくるでしょう
唇の処にもってゆくと
言葉が聞こえてくるでしょう
もはや粘土ではなくて
神より与えられた
肉と魂なのです
天地創造の神が
人間を泥より創り給うたという
意味が
解るような気がしてきました

             平成元年七月一日
                      小林   止良於


「師の人形論を広めたい」と思いながら、なかなかできないでいました   上の詩は生前先生が作られたもので、見事に作り手の思いを表現しています    これ以上足す事も引く事も必要ない位凝縮されているのでした   本当は縦書きの方がこの詩にふさわしいと思うのですが、残念ながらブログには縦書きの機能がありません    私は行き詰った時 よくこの詩を口ずさんでいます      だからといっていいアイディアが湧くわけではありませんが・・・     
何かにすがりたい時ってありますよね
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by Blog_Maya | 2009-05-30 08:55 | 素象人形 | Trackback | Comments(2)
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Commented by 押し花おばさん at 2009-06-02 05:57 x
先生の詩、ステキですね!作品を作り上げていく、粘土は究極ですよね!無~有へ、形創るのですからね。すごいなぁ~と感動しますよ。
ブログも素直な気持ちを深く書き込んでとても、ステキなブログです。
私は、作れないとき、作りり続けます、ひたすら~と。
Commented by Blog_Maya at 2009-06-02 07:20
押し花おばさん
ありがとうございます   先生の人形論を私の解釈で書くより、先生の言葉そのまま載せたほうが伝わると思いました 
私は本来格好つける質なので ありのままを書かないと鼻持ちならない文章になりそうです    
私もkazukoさんの季節を愛でる作品、大好きですよ!

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