2007年 04月 05日

感謝を胸に

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人形を制作していることが分かると、その珍しさからか「きっかけは?」「「ご主人は許してくださってるの?」「子供もいるのに・・。」と言われる事がよくありますが、以前 内閣府発行の「生活達人」にこんなことを書いていたのを思い出しました。


「私は子供の頃から手先が器用でした。けれど大学進学では得意科目ということで親と先生に英文学科を勧められ進学します。けれど教育実習で生徒に教える難しさを知り、教師になるべきでないと悟ったのです。やはり生涯を通じて取り組める趣味が欲しいと、大学を卒業し、就職した後も自分の道を探し歩きました。

 24歳の時に素象人形を創る彫刻家の先生に出会いました。人形というと可愛らしい御人形や博多人形しか知らなかった私は師のデッサンが正確な小彫刻のような人形に衝撃を受け、弟子入りをします。時が経るにつれ仲間もでき、グループ展の参加や公募展で入選するなどしました。が、結婚、出産後、育児に専念、創作活動は休止しました。

 しかし2人の子供に恵まれ、5年過ぎた頃から、自分が名前で呼ばれなくなったことに気付きました。「〇さんの奥さん」「△ちゃんのお母さん」でしかないのです。「私はこのままでいいのだろうか」そんな思いが頭を持ち上げました。<中略>そんな私を見かねたのか、夫が「創作活動に復帰したら」と言ってくれました。制作に熱中して子育てがおろそかになるかもしれないと迷いましたが、不満を抱えながら子供に接しているよりはと、思い切って復帰しました。 最初は子供達も戸惑ったようですが、理解すると応援してくれるようになりました。<中略>「お母さんのこと尊敬してるんですよ。」と家庭訪問の時に息子の担任の先生が教えてくれました。

 今では背中を押してくれた夫に感謝しています。<中略>私は若い頃やっていたことでしたが、新たな趣味でも仕事でもいいのではないでしょうか。 子育てで手が掛るのはほんの一時です。 <中略>お母さんにとっても一度しかない人生、楽しんでもいいと思います。」
                                     (内閣府  「生活達人」より一部抜粋)


今 私が割合早い時期から制作に復帰できたのは家族の理解の他に、かつての仲間達の協力、異ジャンルの方々から受けた刺激のお陰です。私は本当にまわりの環境に恵まれました。 本当に感謝です。
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by Blog_Maya | 2007-04-05 22:02 | 素象人形 | Trackback | Comments(0)
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