2014年 04月 10日
今日は器を作っていました。陶土という同じ素材を焼くので時折誤解されることがありますが、私の師は彫刻家、器は私のジャンルではありません。知識としての陶芸は勉強したので子供達の為にポケモンやキティちゃんのお茶碗を作った位です。 今回は友人のための菓子皿でした。お菓子作りが十八番の友人にとって、いい菓子皿がなくて困っていると知り作るようになりました。実際一緒に大規模なやきもの市に行って探したこともありましたが、小皿やサンマ皿、大皿は目に付くものの菓子皿としては皆無・・・。彼女が探すのに苦労しているのがよく分かりました。 正直 試行錯誤の繰り返しで、上手くいかないことの方が多いです。けれど作るために生まれる発想や工夫が刺激を与えてくれることも。作らせてもらうことが勉強になるのです。上の画像は縁をサランラップで養生して均一に乾くように、立ち上げた縁が乾燥中に降りてこないようにワイヤーホースで囲いましたが、これも手探り。粘土には形状記憶力があるからです。乾燥、素焼き、本焼きと進む過程で平らにしたくとも歪み、立ち上げたいのに平らに戻ってしまうことがあるので難しいと言われる皿、挑戦は出来上がるまで続きます。完成しても喜んで貰えるか、それはまた別問題。実用品ゆえ、独りよがりにならないよう試作を重ねていこうと思います。
by Blog_Maya
| 2014-04-10 21:05
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住み慣れた小樽の街や日常、自作の素象人形、他の創作品を紹介していきたいと思います。 by 摩耶 素象(そしょう)人形とは
「素」とは無地、飾らないこと、「象」とは心に浮かんだ姿、かたち。 彫刻家 小林止良於氏が創始の正確なデッサンに基づいた人形です。素材は陶土で成形後、縮み割れを防止する為、中を空洞に貫き乾燥後、焼成したテラコッタです。
プロフィールを読む 外部リンク 風の布・パピヨン Ryokusha.com 屋中秋谷 緑舎の窓 mihoの花 国本貴文「素材を生かす物語」 北海道美術ネット別館 aqua 庄司いずみの野菜ごはん カテゴリ
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