ブログ HITOGATA   in Otaru       by摩耶

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2012年 10月 29日

他にありませんか?

 昨夜 INAC神戸が女子サッカー プレナスなでしこリーグで2年連続2度目の優勝を決め、神戸市内のホテルに移動し、港町の夜景をバックに祝勝会を行った。 「またやるんだろうな~。 いい加減止めたらいいのに。」と常々思っているビール掛け、今年もニュースで流れていた。 パンダや魚、富士山のかぶり物にゴーグルという出で立ちで主要選手が登場するなどやる気は満々。 主将の「盛り上がれ!」の掛け声でいっせいにビール掛けが始まり、たちまち20分でビール瓶1000本、シャンパン8本、樽酒が全てなくなった。 未成年の選手に配慮してかビール瓶の中身はノンアルコールだったけれど、そういう問題ではありません。 食品を粗末にしていることが問題なのであります。 それに床に流れたビール等はどこに流れていくのでしょうか?

 ビール掛けとは大量の汚水を発生させ、環境への負荷も大きいのは少し考えれば分かること。 特に仙台市の条例では汚水・雨水を排水する事業体に対し、排水の水質に厳しい条件を設けているため、市内で大規模なビールかけを実施する場合は発生した汚水を直接排出するのではなく、バキュームカーで吸い込んだ後に処理する必要があるという。 実際に2010年にパ・リーグ優勝した福岡ソフトバンクホークスはビールかけのためにバキュームカーを用意したそうです。 けれど他の地域ではそのような条例が特にないため、大半は垂れ流しなのです。 
 
 ビールかけのきっかけはアメリカチームで行っていたシャンパンをかけて喜ぶ習慣(シャンパンファイト)。 日本では、1959年(昭和34年)、南海ホークスが4年ぶりにリーグ優勝を決めた時 東京のホテルで開かれた祝勝会にて日系二世でマイナーリーグでプレー経験もある選手が、「アメリカでは、優勝したらこうするんだぜ」と言いながら突然同僚の頭にビールをかけ、一瞬 周囲の選手たちはあっけにとられたが、すかさず反撃してビールをかけたところ、「面白そう」とその場にいた人間があっという間に真似をし始めたらしい。 しかしそれから半世紀以上、もう見飽きました。 一年かけてやっとつかんだ優勝、酔いしれたい気持ちは分かります。 興奮状態の時にやると楽しいのも理解出来ます。 でも・・・そろそろビールかけ以外の楽しみ方を検討してもいいと思いませんか。 選手達だって悪気があってやっていることではないので、みんなで止めればいいのにと思ってしまうのです。

 「いいじゃない、毎週やる訳じゃないのだから。」と言う人もいますが、先日の日ハムの祝勝会ではビール1500本、シャンパン6本、樽酒がわずか15分で汚水となり、 ジャイアンツではビールだけでも3000本が泡となり流れました。 半端な量ではありませんよね。 また先日結婚式専門のプロのカメラマンから「ホテルでない結婚式場では新郎新婦が来客や私達カメラマンにまでビール掛けをして、皆びしょ濡れになって帰ったこともあったんですよ。 カメラの修理代に10万掛かったけれど弁償して貰えませんでした。」と聞き、驚きました。 どっかで止めるきっかけはないものか・・・と思うのです。 でもこんな事書くと「うるさいおばさん」って思われるだけなんだろうな・・。 それでもおばさんは「酒は呑まれるものでも掛けるものでもない、飲むものだ。」と思うのでした。
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by Blog_Maya | 2012-10-29 10:27 | diary


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