2012年 06月 13日

突然の宅急便

 先日突然デパートからの荷物が届きましたが、その差出人にピンと来ず最初は困惑しました。 けれど思い出したことがあったのです。 
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 それは先月の暑い日、娘に頼まれた文具を買いに走っていた時に 通りの片隅で地図を眺めながら肩寄せ合っている観光客らしいご夫婦を見かけ、声を掛けたのでした。 石川啄木が勤めていた小樽日報社を見付けられないとのこと、既にその建物は取り壊され案内板があるだけなのですが道順を教えてお別れしました。 その後買い物を済ませて車に戻ろうとして見るとまだ探せないご様子なので 今度はその場所までお連れしたのです。 伺うとお二人は啄木の軌跡を辿りにいらしたそうです。 「水天宮にも啄木の碑があるので行きたいのです。」と言われたのですが、そこは歩いて行くには分かりずらく、お二人は私の親よりもお若いようですが歩くと時間が掛かりそうでした。 ふと「近くまで車でご案内いたします。」と口から出ました。 突然の事でお二人も驚かれたようですが、実は私自身驚いていたのです。 普段 見ず知らずの方にそんな声を掛けることなんてありません。 けれどご夫婦がとても感じが良く、小樽の歴史にも興味があるご様子に自然と旧日本郵船小樽支社、北運河もご案内することも申し出ていました。 時間にして1時間ほどご案内して水天宮下までお連れして、また小樽に来られたらということで連絡先をお教えしてお別れしたのでした。

 たったそれだけのことです。 けれどその時撮影した写真とともに 感謝の気持ちが綴られた手紙に あの時お声を掛けて良かったと思いました。 私は小樽に詳しいので、「観光ガイドの資格取って仕事にしたら。」と よく言われるのですが、こう見えても人見知りなタイプなので全く見ず知らずの方を案内することは出来ません。 しかし ご夫婦に何か心通じるものを感じたのです。 「また小樽に行きたい。」と言って下さいました。  真心が籠もった荷物、そして このお手紙と写真は宝物にします。
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by Blog_Maya | 2012-06-13 17:49 | 小樽 | Trackback | Comments(0)
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