2011年 08月 10日

旧小樽商工会議所

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先日 旧小樽商工会議所(色内1)が公開されていたので行ってきました。 小樽商業会議所は明治28年に初代山田吉兵衛を中心に組織活動が始まり、昭和3年に商工会議所と改名、1933(昭和8)年 第12代会頭 杉江仙次郎時代に建てられました。 3階建・鉄筋コンクリート造(延べ1,370平米)、設計は土肥秀二、施工は萬組で、いずれも地元の手によるものです。 外装は石川県産千歳石で彫刻が施され、正面玄関には土佐産の大理石が用いられ、昭和初期の貴重な建造物として市の指定歴史的建造物となっていますが、建物の老朽化が進んだことを受け、2009(平成21)年に国道5号線沿いの「日専連ビル」(稲穂2)に移転しました。 それ以来使用されることも、公開されることもありませんでした。
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今回の公開は歴史的建造物の保存・活用に取り組むNPO小樽ワークスの主催でアートプロジェクトとして実現したのです。 札幌市立大講師(建築)で現代美術家の山田良氏(43)が高い天井と白壁の建物内部を生かし、37メートルの回廊を布でつないだ作品を完成させました。 夜暗くなった方がこの空間は生きるのかもしれません。 「ライトの反射で床の布が光り、まるで海原を歩いているよう。古い建物とアートの融合を楽しんでほしい」と説明を受けました。
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この照明は創建時からあるそうですが、昭和ヒトケタにこんなモダンなデザインとは驚きです。 けれど建物に溶け込んで一体化している印象を受けました。 
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内装も家具も吟味されたものが置かれていたのでしょう。
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そこかしこを見るにつけ、微に入り当時の小樽商業に全盛期の覇気が感じられます。
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ところで現在 この旧小樽商工会議所は現在売出し中です。
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同所では「この建物の価値を見いだしてくれる人に使ってもらいたい。」と、土地代のみの5,000万円(200坪・1坪25万円)で販売を始めました。
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旧小樽商工会議所が建つ色内大通りには、旧越中屋ホテル(元小樽グランドホテルクラシック)、旧三井銀行小樽支店などの歴史的建造物が残されていますが、残念ながら現在は何も活用されていません。
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それだけに「旧会議所の建物を拠点に、歴史的建造物の活用を行ってもらいたい」(同所事務局)と期待を寄せています。
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by blog_maya | 2011-08-10 19:39 | 小樽 | Trackback | Comments(2)
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Commented by i_nosato02 at 2011-08-11 07:33
あっ この公開、「小樽ワークス」 のイベントだったんですね。知らなかった。
せっかくご連絡頂いたのに失礼しました。
Commented by blog_maya at 2011-08-11 09:02
ainosatoさん
いえいえ直前にお知らせしても・・・ですよね。 こちらこそ失礼いたしました。
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